EDMを解説！その歴史とは？

EDMってどんなジャンル？

聞いた事あるけど、よくわからないEDMとは？

EDMって何？最近流行ってるけど、よくわからない！最近良く耳にする『EDM』みなさんこの言葉の意味ってご存知ですか。とりあえず何となくクラブで流れてる洋楽のことでしょ？そう思う時期私にもありました。 今やナイトクラブだけではなく、有名な『３代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE』もこのEDMを楽曲にとりいれており、世界的に有名なDJ『Afrojack』が『３代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE』に楽曲提供したことでも有名な『Summer Madness』等があります。

それでは『EDM』ってなんですか。って方の為に簡単に説明します。これを読めばナイトクラブが大好だけど今更聞けない何て方も安心です。 『EDM』とは「Electronic Dance Music＝電子的なダンスミュージックの総称」としてアメリカで古くから使われており、広義的にはトランス、テクノからハウス、ドラムンベース、ダウンテンポとエレクトリックで踊れる音楽全般を対象にしていた。しかし後年には、主にエレクトロハウス、ビッグルーム向けのプログレッシブハウス、派手目のダブステップなどにフロアでの支持が集中し始めたこともあり、狭義的な呼称へ変化していく。そのうちに、ハードハウス由来の地に足つけつつも跳ねのいいリズムセクション、トランス由来の曲中の盛り上がりの波を左右するパッド音、ダブステップ由来の五線譜には表記不能なリード音の乱高下などを主成分として、細分化したダンスミュージックをひとまとめに再構築したような曲が編み出されるようになり、現在ではEDMと呼ばれる一つのジャンルへと成長した。

実は昔からあった？日本でもEDMはあったんです。

日本では最近よく耳にする『EDM』実は『EDM』の原型となる音楽は80年代のディスコ時代に既に完成しているのです。 日本では伝説的なアーティストとして80年代に一世を風靡したエレクトロバンド『TM NETWORK』がある。かの有名な音楽プロデューサー『小室哲哉』が所属していたバンドとして有名である。 当時ディスコで流行していた『トランス』や『テクノ』といったジャンルに目を付け、これに歌詞を付けたことで『TM NETWORK』は大流行。日本ではこれが『EDM』の原型といっても過言ではない。有名曲は多数あるが、筆者は『Get Wild』がお気に入りである。

当時は頭頂部が短く、襟足が長い『ウルフカット』という髪型が流行しており、またディスコ時代にみられる男性のファッションは現在のタイトサイズなものに比べ大きいサイズが多く、ジャケットの方には『肩パット』等が入っているものが主流であった。また、世界的にも有名なミュージシャン『坂本龍一』彼の所属していた『YMO』このバンドも『シンセサイザー』等を駆使した、デジタルサウンドを使用したバンドで一世を風靡した。有名な曲では『RYDEEN』等がある。

この頃には今では芸人『オードリー春日』の名物もみ上げをなくす髪型『テクノカット』が流行しこの髪型を流行らせたのは、『YMO』と言われている。 また、2000年代に入ると音楽機材の進化に伴い、ジャンルの幅が広がり、現在では誰もが知っている人気女性グループ『Perfume』や『きゃりーぱみゅぱみゅ』のプロデュースでも有名な音楽プロデューサー『中田ヤスタカ』等が登場する。彼自身2001年から二人組ユニット『capsule』というグループで活動もしている。

2005年頃に入ると当時無名だったアイドルグループ『purfume』が『中田ヤスタカ』プロデュースのもと、テクノに歌詞やロボットダンスを組み合わせた新しいジャンル『テクノポップ』を主体にメジャーデビュー。当時このようなスタイルの歌手はメジャーデビューしている中ではおらず、ましてやアイドルがこのような奇抜なスタイルで歌を歌う事が珍しかった為、爆発的な人気となった。

2012年には『中田ヤスタカ』プロデュースのもと『きゃりーぱみゅぱみゅ』が『つけまつける』でメジャーデビュー『purfume』とは相反する『ぐろかわいい』等の言葉も生み出す程の奇抜なファッション、ポップなダンス、振り付け等で一躍若者の人気の的となる。

世界的に未だ『EDM』が不動の人気を誇る中、日本における『EDM』も様々なアーティスト、楽曲に取り入れられており。より新しい方向へと進化している。 世界的に有名なDJの楽曲ももちろんだが、歴史を追って過去の音楽に触れてみるのも、新たな発見があり面白いかもしれない。