◎NFT市場への進出
DJに特化した音楽事務所・PhaseAgency(フェイズ・エージェンシー)を運営する株式会社DOLL HOUSE(代表:犬飼 健二)は、2021年・秋までにNFT市場への参入を目指します。所属アーティストの制作楽曲や、国内・海外有名アーティストが登場するイベントへの参加チケットなどナイトカルチャーにフォーカスしたコンテンツを中心にNFT商品をグローバル展開します。
◎Phase Agencyの狙いとは?
PhaseAgencyに所属するDJには六本木にある日本最大級のナイトクラブV2TOKYOとのレジデント契約を結ぶDJもおり、また、海外アーティストの招聘代行なども行なっています。この度、優れた音楽コンテンツを世界中に届けるために、NFT参入を決定いたしました。これまで画像や音楽といったデジタルアートは、コピーや改ざんが容易なため、現物資産と比べて価値がつけにくいという課題がありました。私たちはNFTを活用することで音楽ジャンルにおけるデジタルコンテンツの価値を高め、日本人アーティストの活躍の場を切り開きます。
◎NFT市場の魅力とは?
NFT(Non-Fungible Token=非代替性トークン)は、仮想通貨などのデータベースに使われているブロックチェーン上に存在するデジタルデータで、代替ができないという特徴があります。データの複製や改ざんが不可能なため、NFTを用いることで、音楽やチケットなどのデジタルデータに唯一無二の証明と価値をつける事が可能になりました。
2021年に入り、NFTは熱狂的な盛り上がりを見せています。日本でもVRアーティストであるせきぐちあいみのVRアート作品「Alternate dimension 幻想絢爛」が3月25日、NFTオークションサービスのOpenSeaで約1,300万円の値がつけられるなど、日本人アーティストによるデジタルアートにも価値が見出され始めました。
音楽ジャンルでも、世界的有名DJ・プロデューサーであるZEDDがNFT商品をリリース。さらに、エレクトロニックDJである3LAUの「トークン化された初めてのアルバム」に対し366万6,666ドル(約4億円)の値がつけられるなど、NFTが話題になり始めています。しかし、視覚としてのデジタルアート作品と比べ、音楽を主軸としたアート作品のNFTはまだまだ未成熟です。私たちは、日本の音楽ジャンルにおけるNFT参入の先駆けとなり、まだ日の目を浴びていない日本人アーティストたちと世界中のリスナーをつなぐ架け橋を目指します。