スタッフに好かれる客・出禁になる客の違い、元スタッフが解説

公開日: 2026-07-07

この記事は、都内のナイトクラブで5年間働いていた元クラブスタッフが書いています。

同じお金を使うお客さんでも、スタッフから好かれる人とそうでない人がはっきり分かれます。この記事では、現場で見てきた「好かれる客」と「出禁になる客」の違いを紹介します。

クラブで楽しむお客さんとスタッフ
同じお金を使っても態度次第で扱いは変わる(HARLEM渋谷/JNCアーカイブより)

ダントツで好かれるのは「チップをくれる客」

日本にはチップ文化がないはずなのに、なぜかクラブではチップを渡すという慣習が浸透しています。特に外国人のお客さんは気前が良く、筆者の知っている限りでは、月に最大20万円ほどチップを受け取っていたスタッフもいました。

クラブで盛り上がるお客さんとスタッフ
気前の良いお客さんはスタッフの記憶に残りやすい(HARLEM渋谷/JNCアーカイブより)

お金を使っても高圧的な客は裏で嫌われる

好かれる男性客の特徴としては、高圧的ではないことが挙げられます。特にVIPでお金を使いながらも腰が低いお客さんは非常に珍しく、スタッフ全員から好かれます。逆に、どんなにお金を使っても感じの悪いお客さんは裏では嫌われ、変なあだ名を付けられていることもあります。

女性の場合は、やはり愛想の良さが一番重要です。クラブで女性は基本的にスタッフからお姫様のような扱いを受けますが、それに慣れて高圧的になってしまう人はすぐに嫌われ、面倒くさがられるようになります。

VIP席で楽しむお客さんの様子
お金を使う量よりも態度がスタッフの印象を左右する(OWL OSAKA/JNCアーカイブより)

最初の数日で「顔」を覚えてもらうコツ

実は、初めのうちに平日も含めて7日連続くらいで来店すると、インパクトが強く一気に顔を覚えてもらえて、その後も良くしてもらいやすくなります。下手に出ながら、とにかく愛想良くいくのがポイントです。

常連客とスタッフが会話するクラブの様子
短期間で複数回通うと顔を覚えてもらいやすい(OWL OSAKA/JNCアーカイブより)

クラブは「不要な客」に冷たい

クラブは接客業でありながら、少し不思議な側面があります。店にとって不要と判断されたお客さんには結構冷たく対応しますし、それを店側の誰もが問題視しません。普通の飲食店であれば、こちらに非がなくても謝罪することがありますが、クラブではそれがほぼありません(相手が資産家や業界関係者であれば話は別ですが)。一般のお客さんの理不尽なクレームは、基本的に無視されるのが実情です。

出禁になる典型パターン

出禁になる男性客の典型は、喧嘩・強引なナンパ・VIP客からのクレーム・薬物・ルール違反・泥酔などです。女性客も似た傾向がありますが、強引なナンパを理由に出禁になる女性はまずいません。一方で、店内でマルチ商法やビジネスの勧誘をしていたことが原因で出禁になった女性客がいたケースはあります。

クラブのフロアで注意するスタッフ
ルール違反や迷惑行為は出禁の典型パターン(V2 TOKYO/JNCアーカイブより)

よくある質問

Q. チップはいくらくらい渡すのが適切ですか?

A. 決まったルールはありません。気持ちとして無理のない範囲で渡すもので、多ければ良いというものでもありません。

Q. 一度出禁になったら復帰できませんか?

A. 店舗の判断によります。理由の重さや時間の経過によって対応は変わります。

Q. スタッフと仲良くなるには何度も通う必要がありますか?

A. 必須ではありませんが、短期間に複数回通うことで顔を覚えてもらいやすくなるのは事実です。

Related

関連店舗

関連記事