DJ Kygo(カイゴ)
Kygo(カイゴ)経歴
1991年生まれ、ノルウェー出身のDJ/プロデューサー。
2014年頃から流行に流行ったのがトロピカル・ハウスというジャンル。
何となくわかるけど、トロピカル・ハウスって何?
って思うかもしれないが、その名の通り、南国を彷彿とさせるスローテンポでパーカッションの音などを盛り込んだEDMの中でのジャンルのひとつ。
夏に海でまったり聞きながら”チルってる”と思わず言いたくなるような音楽である。
近年ではJustin Beeberが2015年に発表した“What Do You Mean?”もこのジャンルに含まれており、多くのクラバー達を魅了した。
寒いノルウェー出身にも関わらず、夏を感じさせるトロピカルハウスを牽引しているKygo(カイゴ)に迫って行く!
彼自身の音楽のキャリアは6歳のときのピアノからスタートする。
その後、10年間ピアノを続け、レッスンを受けるのをやめ、自らピアノでメロディーラインを作っていたそうです。
そんなときにAviciiの音楽に触れる機会が訪れ、自分もDJとして活動したいと思ったそうです。
すぐさまLogic studio,Macbook Proとkeyboardを購入し、音楽製作に取りかかったのだ。
なお、筆者はMacbook Proだけなら持っている。
その後、ノルウェーで一年間兵役の業務に就いたそうです。
その際にお休みが20日間もあり、お休みのときに音楽製作活動に没頭していたのです。
ちなみに今もなお自身のライブではピアノの演奏を盛り込んだりと彼ならではのライブパフォーマンスが見れるのです。
その後、2013年にMarvin Gayeの”Sexual Healing”やEd Sheeranの”I See Fire”のリミックスをYoutube,Spotifyにアップロードしたことから彼の注目は集まる。
自分のキャリアが「音楽ストリーミングによって作られた」という彼。
その理由は再生回数の多さからだろう。
現時点でもその再生回数は伸び続けているため、具体的な数字の提示は難しいが総再生数はゆうに数十億回を超える。
2014年にSony InternationalとUltra Musicと契約し、同年デビューシングル”Firestone”を発表。
この楽曲はデビューシングルにも関わらず、10ヶ国以上で音楽チャートTOP10を叩き出すとんでもない売れ方をしている。
さらなる注目が集まり、憧れのAviciiとの共演やTomorrow Worldでは彼の代役をも務め上げる。
多くのフェスへの出演、ビルボード誌での表紙、Apple Musicのプロモーション契約、ノーベル平和賞でのコンサートはEDMアーティストとして初出演等々、夢のような活躍をし、2015年のDJ MAGでは初登場33位にランクインしている。
このジャンルの音楽において、Kygo(カイゴ)の注目ポイントはフェスにありけりと筆者は思う。
激しくスピーディーな音楽が好まれる傾向のあるフェスにおいては若干盛り上がりに欠けるのでは…?
と思う事がある。騒ぎにきている観客がスローテンポでまったりしているのはあまり想像がつかないのだ。
これに関してもKygo(カイゴ)自身もそう発言している。
しかしながら、フェスでの観客のリアクションを見ながら、スローテンポを早めたり、自由自在に調整をしているのだ。
フェスでしか聞けない彼のトロピカルハウス(速いバーション)もこれまた見所であることは間違いない!
彼自身はトロピカル・ハウスのイメージを強くもたれている事に対しては少し懐疑的。
自身の音楽がトロピカルハウスのイメージで埋め尽くされてしまうのが嫌なのだそうだ。
そもそも、このジャンルを目指して楽曲製作をしていたわけではなく、パンフルートやボンゴなどのカリビアンな楽器を利用した音楽に偶然たどり着いただけなのだ。
彼自身はあくまでこのトロピカルハウスは通過点であり、より幅広いジャンルでの音楽プレイを熱望している。
個人的にもそれだけの楽曲ジャンルで終わってしまうのはあまりにも寂しい逸材でもある。
今後、彼が発表する楽曲は必ずしもトロピカルハウスとは限らない!さらなる進化と新たなジャンルの発掘が楽しみだ!
Kygo(カイゴ)おすすめ曲
Kygo - Firestone ft. Conrad Sewell
こちらは億越えの再生数を誇る彼のデビューシングル。
Conrad Sewellがフューチャーしたこちらの楽曲はまさにトロピカルハウスをフォローしたスローテンポで南国サウンドを織り交ぜた一曲。
曲のタイトルは火打石を現しており、火打石をぶつけると炎があがりますよね?
その火花は愛の火花だぜ、世の中を明るく照らし出すんだぜという一曲。
筆者が真顔で歌詞を読み上げると台無しになりそうなロマンティックな一曲。
彼の楽曲を流すおすすめシーンは個人的には夜のドライブ、部屋でまったりしているときです。
謎にいい感じになります。隣に女性がいるならばなおよしです。
一人の場合は、”今の俺の過ごし方見てたら、周りの女が放っておかないぜ…”と壮大に勘違いする事も可能です。
筆者はそう思った後、何の通知もない携帯電話を見て我に返りました。
Kygo - Here for You ft. Ella Henderson
Ella Hendersonをフューチャーした楽曲。他の人を想っている人を想っている人の歌です。
片思いです。けど、すごい献身的にその相手が失恋したその時に支えようとしたたかな片思いです。
これは純粋な愛の歌なのか、したたかな女の歌なのか。
綺麗なピアノの旋律が印象的な一曲。
ピアノを習っていた彼がMVでもその姿を披露してくれており、ライブでピアノを演奏する事もあるということ。
Youtubeで検索すると彼の楽曲のピアノバージョンで演奏しているYoutuberも大量にいる。
Youtubeで彼の楽曲を知り、Youtubeで彼の影響力の強さを知るとは実になんといえるのでしょうか。
何か言えそうですよね。
Kygo - Stay (Lyric Video) ft. Maty Noyes
Kygo - Stay (Atlantis Acoustic session video) ft. Maty Noyes
Maty Noyesをフューチャーした一曲。
これだけピアノピアノがぁーと連呼していたので、ピアノバージョンもぺたりです。
ちなみに上の方が原曲で、歌詞付きの動画にしてみました。
みなさん英語の歌ってどれぐらい聞き取れますか?
筆者は時折盛大に勘違いしていること多数です。
ぜひ、この動画で自らのヒアリング能力を確認してみてください。
歌詞付きのせいで、大半の人が、”あれ、大体分かるけど?w”とか思うんでしょうね。
滑稽です。他の曲の聞き取りもしてみてください。
しかしながら、ピアノが弾ける男性ってカッコいいですね!
個人的にはニット帽をかぶりながら、ピアノを弾いている彼がよりギャップを感じさせ、より好きです。
TomorrowWorld 2014 | Kygo
何となくこの動画ははずせない気がしてならないのでぺたり。
2014に体調不良でお休みとなってしまったAviciiの代役として出演したTomorrow World。
アメリカ版のTomorrow Landです。彼のムーディーな曲が激しい曲を求める観客にどう響くか…というのが前述しておりますが、前半観客全員が見事にチルってます。
基本こういったライブ映像では激しく盛り上がっているケースが多いですが、このスローテンポに観客も酔いしれております。
彼本来のスタイルを崩さないプレイです。
もちろんアップテンポの楽曲、この日は特にAviciiの代役だったこともあり、彼の楽曲もプレイしてます!
スローテンポと盛り上がりのある曲の使いわけがフェスでは要注目だ!
Kygo(カイゴ)日本来日情報
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