The Chemical Brothers(ケミカルブラザーズ)
The Chemical Brothers(ケミカルブラザーズ)経歴
マンチェスター出身のTom Rowlands (トム・ローランズ)とEd Simons(エド・シモンズ)によるデュオ。
1990年代にロックとダンスミュージックを融合した”デジタルロック”と呼ばれるスタイルを確立し、大ブレーク。
UK,アメリカでのチャートに軒並み名前を連ね、グラミー賞も複数回受賞。
Fuji Rock Festivalへの複数出演、2015年は日本のサマーソニックにヘッドライナーとして久しぶりの来日を果たし、2016年もRockwell Sirkusにヘッドライナーとして出演予定。
過去には東京/渋谷のWOMB,大阪のJouleから収容人数が決して大きくないライブハウスまでプレイした経験も持っており、日本での熱狂的なファンを抱える彼ら。
エレクトロ、Hip hop,House,rockとダンスミュージックの境界線を壊し、世間に定着させてきた実績を持ちながら、未だなお、自分達の音楽は未完成。
完成する事はないと語る彼らの背景に迫る!
二人が共に活動を開始したのは1995年頃。
元々彼らはマンチェースターの大学で歴史学を学んでおり、1980年後半にそこで出会う。
互いにAcid House,technoやhip-hopといった共通の趣味を持つ事からDJとしての活動を開始する。
当時はDust Brothers として活動しており、マンチェスターのクラブ”Naked Under Leather”でプレイをしていた。
次第に自らの楽曲も書くようになり、green labelにて”Song To The Siren”でシングルデビューを果たし、この楽曲はイギリスのレーベルJunior Boys Ownでも再リリースされる。
これをきっかけにLionrockの楽曲リミックスに招待され、多くのアーティストとコラボレーションを行うようになり、プロデューサーとしても一目置かれるようになった。
その後の活躍を個々に紹介するとかなりの数となるため、一部を抜粋。
まず、セカンドアルバムである”Dig Your Own Hole”はUKのチャートで1位を獲得。
これはダンス・テクノジャンルとしては初めての快挙。
その後リリースしたアルバムは5作連続で同チャートで1位を獲得。
前作のアルバムFurtherにおいては、あえてヴォーカルを入れない彼らとしては初の試みに挑戦している。
本作(7作目)に関してはDVD特典もつけていたため、本チャートの対象外とはなったが、8作目は再度チャートの1位を獲得している。
特に記録にこだわりを見せてないところもまたカッコいい。
シングルのおすすめや詳細は以下のおすすめ曲の欄で随時ご紹介します!
“デジタル・ロック”という分野において彼らの名前は特に知られてはいるが、実際はジャンル問わず、サイケデリック、House,Hip hop,technoと幅広く活動している。
近年のEDMブームに対しては、”どれも同じ曲に聞こえる”と苦言を呈するシーンも見せていたが、彼らの楽曲は我が道を突き進んでいる。
一切売れ線の曲っていう曲を感じないのだ。
自分達のマインド/価値観に沿った曲作りを一貫しているからこそ、彼らのファンは一度つくと離れる事がないのだろう。
2015年のSummer SonicではEd Simons(エド・シモンズ)が自信の大学での研究のため、来日はできなかったものの、2016年には久しぶりに二人が揃ったライブパフォーマンスが期待される!
そして、彼らは大学時代から25年以上も一緒におり、未だ仲良し。
よくこういうデュオの間には過去に解散話であったり、不仲説が流れる事も多いですが、どうやら二人は仲良し。
音楽製作に対しては”喜び”を感じる事が彼らのモチベーション。
この原点を共有しており、困難や辛さよりもそれに対してすら喜びを感じながら製作する点が二人の仲を支えているのだろう。
まるでスポーツ漫画の主人公が逆境で言う台詞なのである。
好きを仕事に!とYoutuberさながらの発言も、彼らが言うと深みがまた変わってくる。
ちなみに来日するといつもラーメン食べにいくそうです。
大体その年の有名なラーメン屋の情報を聞き、行くらしいです。
ラーメン屋に張り付いていれば、お会いできるかもしれません。
The Chemical Brothers(ケミカルブラザーズ)おすすめ曲
The Chemical Brothers - Block Rockin' Beats
ケミカルブラザーズ誰だよ!って思ってた人もいるかもしれません。
けどこちらの楽曲なら聞いた事があるのでは?という楽曲。
しょっぱなの入りも、ドラムロールも超絶カッコいい、これが流れたらとりあえず何か格好つけたくなるような曲です。
途中で入る耳障りなノイズも曲になぜか当てはまる笑。
本当に彼らの感性が爆発している一曲だと思います。
筆者ギターもベースも何もできませんが、やるならば覚えたい一曲。
ひたすら同じメロディーを繰り返すだけで歌詞も同じなのに、聞いていて裏切らない聞きづけられる世にも奇妙な一曲。
The Chemical Brothers - Galvanize
アメリカのラッパーであるQ-Tipと作成したこちらの楽曲。
Galvanizeとは和訳すると”~をさせる”です。
イメージとしてはこの楽曲を聴いたリスナーがそれに対して衝動的なアクションを起こしてしまうんだぜ!
(自然とダンスしたくなる)とかって意味合いかと思います。
同時に歌詞の内容はDON'T HOLD BACK(解放しろ!),PUSH THE BUTTON(スイッチを入れる)と感情的な行動を誘発するような歌詞。
聞き手のその時の環境や思考では善くも悪くもアクションしてしまうような中毒的な歌詞をしている。
UKチャート3位、米国ビルボード12位、グラミー賞も獲得している。
PVでは少年達が仮面の化粧をし、クラブでダンスバトルで興じるという何とも青少年を誘惑する内容。
ちなみにライブではこの化粧をしてくる観客も大勢いるとのこと。
The Chemical Brothers - Don't Think (Live from Japan)
日本のフジロックフェスティバル常連である彼らの映像。
ちなみにフジロックは二番目に好きなフェスとのことです。
前日アメトーークでも夏フェス芸人やっていたこともあり、より多くの集客がフェスでされそうですね。
本楽曲はまさに中毒性の塊です。
歌詞は Don’t Think, Just let it goのみ。
1:38秒辺りで、盛り上がらなきゃいけないのは初めて聞いた人でも一瞬でわかります。
歌詞の通り、目をつぶりながらその世界観にひたって体を揺らす観客が多いのがわかりますね。
LEDも赤のみってところがいかにも妖しいです。
最後ら編の映像はもはや中世ヨーロッパであれば魔女狩りにされるレベルです。
The Chemical Brothers(ケミカルブラザーズ)日本来日情報
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